バリアフリーおすすめスポット

比較的車いすでも楽に回れるスポットを紹介

奈良公園エリア

東大寺

奈良観光の顔といえば、何といっても「東大寺の大仏さま」ですよね。奈良時代に創建されて約1270年、何度も戦火や災害に見舞われてきた華厳宗の総本山・東大寺。何度も不死鳥のように甦り、国家鎮護の象徴として現代にまでその姿を残し、守ってきてくださった先人たちには感謝してもしきれません。

興福寺

藤原家の菩提寺として創建され、その存在感を1300年間にわたって保ち続けている法相宗の大本山・興福寺。国宝・阿修羅像をはじめとする天平彫刻の宝庫であり、仏像ファンならぜひとも訪れたいお寺です。2018年に300年ぶりに再建された中金堂が加わり、煌びやかな天平時代の姿が蘇りました。

浮見堂(車窓より)

奈良公園の中にある鷺池(さぎいけ)に浮かぶ六角円堂です。歴史的な文化財ではありませんが、水面に移る姿がとても美しく、周辺には鹿もたくさん生息しています。観光地から少し離れているだけで、とても静かな空気が流れる場所ですので、奈良の優しい空気を感じていただけるな場所です。

西ノ京エリア

薬師寺

飛鳥時代に天武天皇によって発願され、妻である持統天皇によって創建された、法相宗の大本山・薬師寺。平城京への遷都にともない西ノ京に地に移されました。一度は荒廃してしまった伽藍も創建時の姿に復興されつつ、御本尊の薬師三尊像をはじめ、解体修中の三重塔など数々の国宝があり、見どころ満載のお寺です。

 

 

唐招提寺

正しい仏教の道を日本に伝えるために、唐から日本に来てくださった鑑真和上が創建した律宗の総本山・唐招提寺。天平時代に建てられた金堂が、現在もその姿を留めているだけでなく、内部に安置された九体の仏像もすべて国宝という凄さ。境内の心地よさは奈良の中でも随一のお寺です。

垂仁天皇陵

唐招提寺の北側にあります、第十一代・垂仁天皇の御陵。奈良らしい雄大な前方後円墳と周郷の美しい水辺の景色を楽しんで頂けます。また周郷に浮かぶ小島は、天皇のために不老不死の実である非時香実(ときじくのかぐのこのみ)を持ち帰った田道間守のお墓だとも伝わります。

斑鳩エリア

法隆寺

言わずと知れた世界最古の木造建築群が立ち並ぶ法隆寺。国宝建造物17棟をはじめ、飛鳥時代に制作された御本尊や工芸品など多数の国宝、重要文化財を所有する日本が誇る大寺院です。一部階段がありますので車いすのまま拝観するのが困難な場所もございますが、概ね楽しんで頂けます。

中宮寺

聖徳太子が、母である穴穂部間人皇后の宮殿をお寺にしたと伝わり、奈良三門跡尼寺の一つにあげられるお寺です。飛鳥時代に造られた漆黒の国宝・菩薩半跏思惟像は余りにも有名です。池の中に建てられた本堂へのスロープがございませんので、堂内は車いすのままでは拝観していただけませんが境内は回れます。

法起寺

聖徳太子の長男である山背大兄王が、太子の遺言によって岡本宮を寺院にあらためたと伝わっています。境内は比較的小さいものの、周りの風景に自然に溶け込む三重塔は、なんと706年に建てられたもので世界最古の三重塔であり、御本尊は3.5mもある十一面観音菩薩像など、見どころは多いです

明日香村エリア

飛鳥寺

飛鳥時代に大臣・蘇我馬子が建立した日本最古の本格的仏教寺院です。およそ1400年もの歳月のうちに創建当時の伽藍はすべて焼失してしまいましたが、こちらの御本尊・丈六の銅造釈迦如来像は創建時のもので、飛鳥大仏として親しまれています。本堂には段差がありますが、境内は平坦です。

 

 

四神の館

四神の館は、国営飛鳥歴史公園キトラ古墳の一部として開園されたキトラ古墳壁画体験館です。高精細映像や原寸大石室模型の展示などを通して、キトラ古墳の制作過程や発見から修復、保存にいたるまでの過程などを学んでいただけます。また古墳壁画管理施設も併設されており、出土した副葬品なども見学していただけます。